お客様紹介Customer Introduction

更新日: 2022.04.12

株式会社 安藤塾

• はじまりは8畳一間の学習塾

  総合学習塾「安藤塾」は、伊勢市、松阪市、津市、鈴鹿市、亀山市、5つの地域に14の校舎を開き、
  三重県の子どもたちに広く学習の場を提供しています。

  
  ▲本部のある「船江小木校」

  創業は1991年。代表の安藤大作さんは小さい頃、両親と共に暮らせず寂しさを抱えながら暮らしていました。
  自身の幼少期の体験から「優劣などない。すべての子どもたち希望に満ち溢れる子になってほしい」との想いで、22歳の時に8畳一間の教室で開塾。

  
  ▲代表の安藤大作さん

  安藤式の学びは「とにかく勉強！」ではありません。
  まずは子どもたちの声を聞き、時には遊び、そして学ぶ。子どもたちの心をリセットしてから勉強に取り組むことで集中力が高まり、成績も上がっていきました。

  安藤さんは「勉強を教えるだけの塾ではない」と言います。
  大人が決めつけることなく、子どもたちが自由に学ぶことができる場を作ることで、自分の選択に自信をもち、自己肯定感が上がり、学びに活きてくる。

  安藤塾ではあくまで成績アップは「結果」であり、人間力を育てる場所なのだと感じました。

• 最新AIを取り入れて子どもたちの自立をサポート

  昔の学習塾といえば黒板の前で講師が全員に向かって指導する集団授業が主流でしたが、時代が進むにつれて一人ひとりを講師がサポートする個別授業へと変わっていきました。
  そして今は、生徒自身が考え取り組む「自立学習」への重要性が高まっています。
  そこで、安藤塾では最新のAIを用いた学習システム「atama +」を取り入れた「自立サポートコース」で生徒たちの自立をサポートしています。

  
  ▲授業の様子

  これは、AIが一人ひとりの理解度を分析して生徒に合わせたカリキュラムで学習ができるというもので、講師は生徒の目標達成まで寄り添い、その時々に合わせたアドバイスなどを行います。

  
  ▲生徒たちの質問に丁寧にアドバイス

  さらに「塾通い放題コース」も安藤塾の人気のコースの1つ。
  週に何度も、いつ来てもよいというもので、生徒たちは自分達のベースで学びを深めることができます。

  これも、自立学習を推奨する安藤塾ならではの取り組みです。

• すべての子どもたちが幸せになるように

  「子どもたちには無限の可能性がある」と安藤さんは言います。

  8畳一間で始まった安藤塾。今では非常勤講師を含め約200名の講師のみなさんが、安藤さんの想いを引き継ぎ生徒と向き合っています。

  

  頼れる講師たちが増えた今、安藤さんは子どもたちの本当の幸せを追求すべく活動しています。
  全国学習塾協会の会長であり、日本PTA全国協議会の副会長も務めるなど、子どもたちに関する様々な公職にも就いている安藤さん。
  「子どもの幸せのためにはまずは大人が変わらなくてはならない」と、民間、行政問わず、大人たちに向けて発信をし続けています。

  今安藤さんが取り組んでいるのは不登校の子どもたちの支援です。
  不登校の子どもたちの数は年々増加し、その中には学びたくても学ぶことができない子どもたちも数多くいます。
  そういった不登校などを理由に自宅で学ぶ子どもたちに、オンラインスクールとタッグを組んで、学校のような存在となりサポートする「オンライン学習サポートキャンパス」も始まりました。

  「子どもたちの可能性を引き出すことが大人の役割。全ての昨日の自分より明るく希望に満ち溢れる子になってほしい」と話す安藤さん。

  

  これからは、より民間教育のあり方を変えていかなければならないと熱く語ってくださいました。

• 人間力の向上を目指して

  安藤塾では、皇學館大学教育学部の学生たちのインターンシップの場を提供し、教職を目指す学生たちが子どもたちに無料で道徳の授業を行なっています。学生にとっては授業の勉強になり、子どもたちにとっては無料で「道徳」を学ぶことができます。

  「子どもたちにはこれからの生き方を学び、考える力を養ってほしい。しかし道徳の授業にお金を払うことに抵抗がある方もいるので、無料で実施しています」と安藤さんは微笑みます。

  

  安藤塾が目指す「人間力の育成」。
  子どもたちの本当の幸せを、安藤塾は学びの場で今日も追求し続けます。