ともえ塗装(有限会社 巴商事)

- 電話番号
- 0596-58-3907
- 営業日時
-
<受付対応時間>
平日 9:00~16:00 - 住 所
-
〒519-0405
三重県度会郡玉城町日向136 Map - 紹 介
- 住宅の塗り替えから公共施設の改修まで、幅広い塗装を手掛けるともえ塗装(巴商事)。「信用第一」をモットーに、お客様に誇れる仕事を徹底している会社です。
-
誠実・丁寧・堅実に!地域の頼れる塗装屋さん「ともえ塗装」
三重県玉城町に本社を構えるともえ塗装(巴商事)は、建物(外装・内装)や家具の塗装を手掛ける塗装の専門会社です。
昭和61年に先代が創業し、平成5年に法人化。平成8年に中西昌和さんが2代目社長に就任し、現在は娘婿である北川真樹さんが3代目として現場を支えています。2代目社長・中西昌和さん
3代目・北川真樹さん
創業から約40年。塗装業界を取り巻く環境は変わってきましたが、三代続くともえ塗装が大切にしていることとは何なのでしょうか?
-
「形に残る仕事」に誇りを込めて
2代目の中西社長は、もともとサッシ屋で働いていましたが、周囲の勧めもあり先代である父の塗装業を継ぐことに。すでに職人としての経験が10年以上あり、自然と経営の舵を取るようになりました。
そして現在、現場の第一線を担う3代目の北川さん。元は造船の足場を組む職人でしたが、結婚を機に転職。奥さまの実家の家業を継ぐべく経験を積んできましたが、今までと全く異なる職種に就くことでやはり苦労もあったようです。「塗料はとにかく種類が多いんですよね。見た目では違いが分かりづらい上それぞれに特性があり、塗る技術より覚える方が大変でした。」 と北川さん。それでも「最終的に撤収してしまう足場とは違い、塗装はやった仕事が形として残るのが良いですね!」と、この仕事ならではのやりがいを教えてくださいました。
倉庫に並べられた塗料
職人の皆さんの賞状が並ぶ事務所内
-
モットーは「信用第一」関わりのあるすべてのお客様を大切に
同社の仕事は、地元工務店からの依頼による個人宅や公共施設の塗り替えが中心。
特に近隣高校の塗り替えや公民館の改修など、大きな案件は工務店との信頼関係があってこそ受注に繋がります。中西社長はおっしゃいます。「この業界は飛び込み営業で成り立つものではないと考えています。工務店ともお客さまとも、一つ一つのお付き合いを大切にすることが一番だと思っています。」
同業他社の多い塗装業界。ともえ塗装はどのように信頼関係を築き上げてきたのでしょうか?「うちでは塗装の際、1〜2回の吹付で済ます業者が多いのですが、同じ予算内で“3度塗り”を徹底するようにしています。」と中西社長。
材料の選び方にも細心の注意を払い、見た目ではわからなくても2~3年後の状態の差を意識して作業されているのだそうです。
「早い段階で劣化してしまったら、せっかく働いて得た大事なお金を払ってくれたお客様はもちろん、紹介してくれた取引先にも迷惑をかけてしまいますから!」、「むやみに塗装を勧めるのではなく、お客様の要望を伺って他の業者と連携することもあります」と北川さん。目先の効率や利益よりもお客様が本当に必要としている品質を追求する、ともえ塗装の信念です。国際ビル
中井会計もともえ塗装の創業当時から懇意にしていただいており、中井会計が事務所を置く国際ビルの塗り替えを行う際も、ともえ塗装さんに依頼させていただきました。
この姿勢を三代続く信念として大事にしているからこそ築かれた信頼関係なのだと感じます。 -
知っておきたい!住宅塗装の塗り替えタイミング
塗装のお話を聞いてやはり気になるのは住宅塗装の塗り替えのタイミング。
費用を考えるとつい先延ばししてしまいがちですが、塗り替え時期の目安はどのくらいなのでしょうか?「塗り替えの目安はだいたい10年。電化製品とほとんど同じと考えてもらえたら」と北川さん。
チョーキング(白い粉)や苔・カビの発生、コーキングの切れが出てきたタイミングが望ましいと言われています。特にコーキングの劣化は水の侵入を招き、住宅寿命を縮めてしまうのだとか。ともえ塗装では工務店と連携し、電化製品の買い替え時期などに合わせて塗装を提案することが多いそうです。
他にも子供が家を出たタイミングや冠婚葬祭を控え家に人を招く必要がある時など、人生の節目に塗り替えを行う方が多いのだそうです。 -
これからも品質第一で誠実に
現在は、公民館や公共施設の改修の仕事が多くを占めているともえ塗装。今後は、個人宅のリフォームや住宅塗り替えにも力を入れていきたいとのことです。
「子どもが大きくなった時、『ここ、お父さんが塗ったんだよ』と自慢できる仕事がしたい」と北川さん。
現在2人のお子さんを持つ北川さん夫婦。今の所お子さんに家業を継がせたいと強要する思いはないそうですが、どんな道を歩むにせよ、北川さんの姿はきっと子どもたちに誇れる背中として映っていくのだろうと感じました。北川さんご夫婦と息子さん
近年、建材の変化や職人不足で塗装が必要な場面は減少傾向にあります。
しかしともえ塗装は、他業務に無闇に手を広げて本来大切にしている品質を落としてしまわぬよう、信念を大切にこれからも塗装一本を突き詰めて勝負していきたいとのこと。
中西社長は「塗装は目の良さが命。若い職人がもっと増えてほしいですね」とおっしゃいます。環境への配慮や建材の変化によってどんどん必要とされる技術が移り行く塗装業界。
古いものにとらわれず、お二人も自ら定期的に講習や勉強会に参加し、新しい塗料や技術を柔軟に吸収しているのだそう。
大切にしている誠実な姿勢が、これからも地域に愛される町の塗装屋さんであり続ける力になっていくことでしょう。