お客様紹介Customer Introduction

更新日: 2025.12.25

株式会社 大嘉工業

• 困難なスタートから現在へ。加藤社長が導いた大嘉工業の歩み

  三重県伊勢市に本社を構える株式会社大嘉工業。公共施設の機械取付・施工を手掛けています。
  今回は、代表取締役の加藤 彰さんにお話を伺いました。

  

  大嘉工業の創業は2011年8月1日。同年11月28日に法人化しました。
  加藤さんは前職でタイヤメーカーの設備やプレス機など、大型産業機械の据付を十数年担当。その中で「自分自身が責任を持つ立場で動きたい」という強い想いが芽生え独立することに。

  独立後は、お客さまからの信頼を一から築き上げる必要があり、思うように仕事が取れない時期もあったそう。しかし、ひとつひとつの現場で丁寧な仕事を積み重ね、現在では中部・近畿圏の公共事業を多数く請け負うまでに成長しました。

  同社の企業理念は“信頼される仕事をするために妥協はしない”。
  現場ではミリ単位、時には「100分の1ミリ」まで追求する高精度な作業が求められます。
  「公共工事で汚い業者が来たら嫌でしょう。最初に見られるのは“人と道具”ですから」と加藤社長。
  だからこそ、道具の手入れは徹底し、どれを見ても美しい状態に整えられていることがHPの写真からも伺えます。

  

  現在、公共工事が9割を占める同社は、浄水場の大型ポンプ据付などを中部・近畿圏で手掛けています。 県外からの引き合いも多くなり、「大手とも対等に仕事ができる会社であること」を知っていただきたいと、早期からホームページの構築にも着手。顧客に「質の高さ」を伝えるためのブランディングにも余念がありません。

• 未来の技術者を育てる“大嘉工業式の教育”とは？

  大嘉工業には現在、現場スタッフ7名・事務2名・その他1名の計10名が在籍し、中心となるのは20代後半～30代前半の若手社員たちです。
  加藤社長が人材の育成において大切にしているのは、「真面目さ」「前向きさ」「自分の未来を描く力」。夢や目標を持ち、将来を見据えて努力している社員には特に手厚いサポートを行っています。
  「我慢しなくていい、逃げていいという風潮もあるけれど、挑戦できるうちは逃げずに挑戦できる人であってほしい。経営者は誰よりも失敗してきた人間。だからこそ挑戦する人を応援したい」と、若手への想いを語ります。

  さらに大嘉工業の売上目標は、単に数字を追いかけるためのものではありません。10年以上大嘉工業を担当している弊社のスタッフがサポートしながら目標設定に取り組まれています。
  「今の社員が5年後・10年後にどんなスキルを持ち、それに見合った給与を支払える会社であり続けるか」という視点を軸を何よりも大切にされており、『人も大切に』という社長の人柄が表れています。
  「建設業は“AIに奪われない仕事”。だからこそ、若い世代が手に職をつけ、自信を持って働ける環境づくりをしていきたいですね」と加藤社長。
  技術の習得だけでなく、“給料をもらうとはどういうことか”“現場での気配り”“挨拶や声掛けなどの基本動作”といった社会人としての姿勢まで丁寧に教育されています。
  若手が安心して成長し、技術者としても人としてもステップアップできる環境を整えること――それこそが、大嘉工業が目指す「未来に強い組織づくり」だと伝わってきます。

• 伊勢市駅前に「嘉市」オープン！加藤夫妻が手掛ける新たな日本料理店

  ご夫婦揃って経営者の加藤夫妻。
  奥様は伊勢市内で複数の飲食店を手掛けてきたご経験があり、現在は新たにリブランドオープンを控えている店舗があるとのことで、お話を伺いました。

  お店の名前は「嘉市（かいち）」。12月26日に伊勢市駅前でオープン予定の日本料理店です。
  伊勢志摩・鳥羽の新鮮な魚介と三重の地酒が楽しめるとのことで、観光で訪れる方にもぜひおすすめしたい一軒だと感じました。

  現在は同じ場所で「AJYU（アジュ）」という、韓国料理とワインを楽しめるお店を経営されています。伊勢市内ではまだ新しいジャンルの韓国料理店として注目を集め、韓国の流行スイーツをいち早く取り入れたり、ワンちゃん同伴OKというルールから、地元の方に愛される温かい空間でしたが、伊勢市駅前という立地上観光で訪れるお客様も多い事から、ニーズに合わせたリブランドに踏み切るのだといいます。

  

  加藤家の看板犬たち

  「伊勢五宝料理　嘉市」として新たに生まれ変わる新店舗。どんな料理と空間に出会えるのか、オープンが今からとても楽しみです。