お客様紹介Customer Introduction

更新日: 2020.07.15

日の出旅館

日の出旅館
電話番号
0596-28-2954 
営業日時
チェックイン  15:00~21:00
チェックアウト 10:00
住  所
〒516-0073 三重県伊勢市吹上町1-8-35 Map
紹  介
令和元年に創業90年を迎えた老舗「日の出旅館」。伊勢市駅から徒歩1分!伊勢神宮外宮まで徒歩7分!アクセスの良さから、伊勢を訪れる観光のお客様はもちろん、ビジネス利用のお客様にも広く愛され続けている旅館です。歴史ある建物で、味わい深い時間をゆったりとお過ごしいただける「日の出旅館」をご紹介します。
  • 創業90年を迎えた老舗「日の出旅館」

    伊勢市駅から徒歩1分の場所にある「日の出旅館」。令和元年に創業90年(昭和4年創業)を迎えた老舗旅館です。

    玄関の扉を開けると、そのに広がる昔ながらの風景。まるでタイムスリップしたかのような錯覚を感じます。建物は、木の温もりを感じる木造三階建て。平成25年の御遷宮に際し、戦前から旅館として使われていた建物の一部を移築して今の「日の出旅館」が誕生しました。
     
    一瞬でタイムスリップしたかのよう

    伊勢志摩に観光に来られた方のお宿として、外国の方、ご家族、ご友人、カップル、学生さんなど、多くの方々に愛されています。また毎年決まった時季にいらっしゃる方や、宿泊時に次回予約をしてくださる方など、リピーターも多いのも特徴。人々が集まる伊勢の宿として、旅人の疲れを癒してくれます。

     
    お気に入りの部屋を指名するリピーターも

    お部屋は全部で11室。ほとんどは創業当時から変わらない昔ながらの和室ですが、2011年に「ユニバーサルデザイン」のお部屋が完成しました。

    きっかけは先代の女将が「これからも長く愛される旅館にならなければ」という思いで、バリアフリーのお部屋を作ろうとしたのが始まりだったそうです。

     
    車椅子のお客様にも快適に過ごしていただけるように設計されたお部屋で、トイレやシャワーチェア完備のミストシャワールームも。

    洋と和が調和されたスタイリッシュなお部屋は、ご年配のお客様や車椅子のお客様だけでなく、お子様連れのお客様や妊婦のお客様からも高い評価をいただいています。


    バリアフリーですべてのお客様に優しい作りになっています

  • 旅人の特権!日の出旅館名物朝食はいかが?

    「日の出旅館」の歴史ある建物も魅力の1つですが、もう1つ忘れてはならない魅力があります。それは「朝ごはん」。朝食付きのプランのお客様だけの特権です。

    作っているのは、現在の4代目女将岡田麻沙さん。「普通の朝食なんですけどね」と照れながらお話してくださいました。


    「朝食だけでも食べたい!」とリクエストがあるそう。あくまでも朝食付き宿泊プランのお客様のみ提供

    日によってメニューは変わり、その時季にしか味わうことのできない美味しい伊勢の食材で1品1品丹精込めて作ってくださいます。

  • お客様に安心・安全に寛いでいただくために

    新型コロナウイルスの影響は、もちろん日の出旅館にも。徐々にキャンセルが相次ぎ、4月に入って早々に営業を自粛していましたが、6月19日から営業が再開されました。

    営業が再開されると、リピーターのお客様や伊勢志摩観光に訪れるお客様の予約が相次ぎ、その週末は久しぶりに満室になったそうです。

     
    (左)女湯(右)男湯 / 使用時間が決まっていた浴場は24時間開放することで、蜜を避けています

    「どうしても旅館だと共有スペースが多いですし、お客様とのコミュニケーションも欠かすことができないので、しっかり対策をして、どうウイルスと共存していくかがこれからの課題ですね。」と女将さん。

    営業再開に合わせて「マスク付き宿泊プラン」も新たに登場。通常の宿泊料金よりお値打ちに、さらにお客様1名につき1枚マスクがついた特別プランです。

    「これからもお客様に安心・安全に寛いでいただけるよう試行錯誤しながら、アイデアをだしていきたい」と麻沙さん。新しい生活様式が求められる中で、旅館のあり方を考える女将の目は、この先の未来に向けられていました。

  • これからも伊勢の地で旅人のみなさんをお待ちしています

    最後に“女将のやりがい”を岡田さんに伺うと「お客様に「また来ます」と言ってもらえた時は、女将をやっていてよかった」と優しい笑顔で答えてくださいました。

    4代目女将の岡田麻沙さん

    90年以上もの間、伊勢を訪れる旅人の疲れを癒してきた「日の出旅館」。
    足を踏み入れれば、思わず「ただいま」と言ってしまいそうになる温かな空間がそこには広がっています。

    地元の声を発信できる旅館でありたいと願う女将と共に、これからも伊勢の地で、行き交う旅人たちを迎え、送り出してくれるでしょう。